ゴールド
純粋なゴールド(24K)は、非常に柔軟に変形するため、仕上げ(研 磨)が難しい金属です。したがって、特性を強化してジュエリーや時計 用に加工できるよう、ほかの金属と組み合わせて合金にする必要があ ります
ロンジンは、時計の製造に最適な 18K ゴールド(金、銀、銅 の合金)を使用しています。
カラー
カラーは組み合わせる金属の割合によって異なります。
- イエローゴールド(2N):金 75%、銀 16%、銅 9%
- ローズゴールド(5N):金 75%、銀 5%、銅 20%
ホールマーク
純金無垢モデルには必ず、Swiss Federal Body for PreciousMetalsControl(CMP)による以下のような公式のホールマー クが刻印されています。
- 「セントバーナードの頭部」を象ったスイス公式のホールマーク
- ウロコと750 [18Kゴールド]、共通(国際)ホールマーク
- 純度を示す Au 750 [18K ゴールドの意味]
刻印されているのはケースバックですが、法律で時計のケースバック は特殊な工具がなければ本体から取り外せないことが認められてお り、そのためこの品位証明は時計本体に適用されます。
メリット
希少性が高くエレガントで、時代に左右されることがなく、 アレルギーを起こしにくいゴールドは投資の対象にもなります。
用途
ケース(ケース本体、ベゼル、ケースバック、リューズ、プッシュ ボタン)、ブレスレット。
ロンジンの時計のゴールドは どのように識別できますか?
1. 純度の基準
合金に含まれる貴金属の比率を保証するの が純度です。純度は 1000分の1 単位で 表されます。たとえばゴールドの場合、 750/1000 は 18K ゴールドのことです。 24K ゴールドは純度 1000/1000 の純金と いうことになります。
2. 製造者のロゴ
たとえば、ハンマーはジュラ地域の時計ケー スメーカーの「共同責任マーク」です。
3. スイス公式のホールマーク
スイスで販売されるゴールド、シルバー、プラ チナまたはパラジウムで作られたすべての時 計ケースは、公式に分析され、ホールマークが 付けられる必要があります。1995年に「セン トバーナードの頭部」を象った単一の公式 ホールマークが採用されました。
4. 共通の検査マーク
貴金属製の物品の検査および検証刻印に 関する多国間条約(ウィーン条約)のホール マーク。
ソリッドゴールド(純金)のリューズ
リューズはケースではなく、ムーブメントの一部とされて います。そのため、ケースバックに付けられている「ALL STAINLESS STEEL」は適切な表記ということになります。