1935年4月1日、ロンジンは、スイスのベルンにある工業製品国際事務局（The International Bureau of Industrial Property）に「パイロット マジェテック」のモデルを登録しました。当初、パイロット向けにデザインされたタイムピースは、信頼性が高く、耐久性に優れ、正確な時計を求める幅広い人々の心を徐々に掴んでいきました。その約1世紀後、ロンジンは、ユニークなパイロットウォッチの技術面と人間工学的機能を全面的に見直しました。大きな技術的課題であった「スタート時刻表示」を備えた双方向回転フルーテッドベゼルは、クッション型ケースに取り付けられ、革新的な個性を引き立てながらも、インスピレーションの源となった1935年のモデルを彷彿とさせます。クロノメーター認定を受けたこれらの時計は、磁場からの影響を受けにくいシリコン製ヒゲゼンマイを備えたロンジン独自のキャリバーを搭載しています。